2014/02/16

Happy Singletine Day

2012年はカナダに来たばかりで知り合いがいなくて、2013年は一時帰国で東京にいたので、こちらで過ごすバレンタインはほぼ初めてでした。13日がたまたま休みだったので菓子作り。シェアハウスに道具や材料は一式あるから板チョコだけ買ってきた。 しゃらららー素敵にキッス、しゃらららー素敵にキッス、しゃらららー以下略

これを、

こうして、

こう!

でーん!ガトーショコラだかブラウニーだかそういうやつ!不器用なりにがんばったですよ。恥ずかしいので「ご自由にどうぞ」と書いてキッチンに放置しておいたら一瞬で売り切れたのでよかったよかった。男の子って甘いものが好きなのねー(現在シェアハウスは男5:女2の7人体制で、女子ひとりは滅多に帰らないので実質わたしが紅一点)。チョコが焼けるにおいだけで頭が痛くなっちゃったよ。

バレンタインは大好きで日本にいるときは毎年手づくりしてました。自分では作れないっていうか、作れるとは思わなかったので友達やバイト先に手伝ってもらって。高校生の時は保健室の先生や家庭科の先生に冷蔵庫借りたりしてねー。チョコを渡す好きな人のことはもうほとんどどうでもよくて、女の子同士キャーキャー盛り上がるのが楽しいの。思い出いっぱい。みんな元気でいるかしら。

日本では女性が男性にチョコを渡す日ですが、カナダのバレンタインは男性が意中の相手をデートに誘う日で、町中に花束を持った人が見られました。わたしはバイトだったんですが、なんと!


よく来るお客さん(おじいちゃん)がバラの花をくれました!うれひーーーー!義理チョコもらう男の子ってこんな気持ちなのか。帰り道、これ見よがしに頭上にブンブン掲げてダウンタウンを行進。

FBのポストを見たり人に聞いて気づいたんだけどバレンタインに一人ぼっちというのはかなり悲惨という風潮らしく、シングルの人はお見合いイベントに出かけたり友達と無理矢理デートしたり必死のようです。わたしは前週に男友達から「金曜遊ばない?」と誘われていて、そのときはバレンタインだと気づかなかくて気軽に「ええよーヒマだしー」と返事していたのでした。何か勘違いさせちゃったら悪いなーと思いつつ一応おめかしして出かける…。素敵なスペイン料理屋に連れて行ってもらって、バンクーバーで一番美味しいらしいサングリアを飲んだんだけどまさかの写真撮り忘れ!というか人と食事中に携帯を出すのはみっともないと思っているのだ。美味しいもの食べてしあわせ。美味しいもの食べた時の英語でのリアクションを勉強したい。ンーーー!じゃないよ、ンーーーー!じゃ。

二軒目はニコママの元カレやこの日のデートのお相手ミゲルのパパが創業にかかわった近所の行きつけバーへ。世界狭い!

ガチ飲みバレンタイン(ショット酒追加)

ミゲっち

フラメンコショー

ミゲルが「デート!ってかんじに身構えて欲しくないからお花はないよ」と言って本当にお花をくれなかったのでけっこうムッとしたわたし笑。そこ義理花はないんかい…。まあこれからも友達としてカラっとした関係でやっていくにはこれくらいがちょうどいいのかもね。最初は猛烈に口説かれてたんだけど「ニコが!大好き!」としつこく強調していたら諦めてくれたようで今は親友です。芸人のようにおもしろくて一緒にいると笑いが止まらない人。ニコも「彼は信用していい人」と言っていた。ミゲルは「ルームメイトはちいに対してちょっと過保護すぎる」と言うけど、わたしはずっと彼らに守られていたいと思う。出かける前に身支度していたらニコが「え?おめかししてどこ行くの?」と焦りだしたので「えーとシングルが集まるパーティっていうかなんていうか」となぜか瞬間的にプチ嘘をついてしまった。ちなみに彼はダンサー仲間とお食事に出かけたらしい。お互い午前1時くらいには帰宅して「む、ちゃんと一人で帰ってきたな」と探り合う金曜の夜。くしゃみの音まで聞こえる、誰より近くて遠い君。

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