バンクーバー在住6年目、世界を股にかけるフリーターちひろうさぎの日記と映画レビュー。

2015/09/05

BCPNPで永住権を取る③ノミネート後にレイオフされた

前回までのお話はこちら→
BCPNPで永住権を取るの巻①ノミネートまで
BCPNPで永住権を取るの巻②Flag Pole



2015年4月、半年間という異例の早さで州審査をパスし、ほぼ確実とされていた永住権が仕事のレイオフっつーか事実上の解雇によりキャンセルの危機。ガッデメッ!!!わたしが応募したBCPNP Entry level and semi skilled worker programはスポンサー企業に依存したプログラムなので、所属している会社を離れると原則無効となるのです。応募時点で既に9ヶ月以上連続フルタイム勤務していることが条件で、申請中はもちろんのこと最終的にPRカードが出るまでは絶対に仕事を辞められないという約束。なのに、ああそれなのに6月にバイト先の店舗が売却されて店長含む全メンバーがあっさりクビになりました。フランチャイズの一店舗が別オーナーに切り替わっただけで会社自体はまだあるので、単純に別店舗に転勤させてよっと言ったのに、確実にめんどくさがってるだけの新しいディストリクトマネージャーが「もう人たくさんいるからいらない」って、こんなん許されていいの?!特にわたしはPNPに提出した無期限の雇用契約書があるんでクビにできないはずなんですけど、、、ビザの都合上転職はできないので誰か辞めて空きが出るまでバケーション扱いにしてくださいと言っても取り合ってもらえず、一方的に退職金出されておしまい。2年間真面目に働いたのにこんな理不尽があるかい。訴訟とかしたら勝てそう。でももうそんな気力もない…こんなときに移民カウンセラーがいたらなあ…トホホ。手続きは90パーセント終了してあとはだらだらバイトして待てばついに永住権取得、という最終段階での出来事。9ヶ月フルタイムのスケジュールを確保するために週6で働いたことも、去年の夏缶詰で勉強したことも、気が遠くなるような量の書類作成も、申請料も待ち時間も全部水の泡に?!しかも制度変わってもう飲食店じゃ新規ビザとれないよ?!っと超パニクったけど、とりあえずPNPオフィスに事の顛末を正直に報告。PNPのスタッフさんはめっちゃ優しいです。最近Robson x Seymoreに移転したオフィスを直接訪ねても相談にのってくれるし、電話でもいいし、メールもすぐ答えてくれる。

大昔の写真。同じ店なのに急にメンバー総入れ替えで
常連さんたちビックリしただろうな…

PNPからの指示は「2ヶ月以内に、ほぼ同じ職種でかつオリジナルの条件を満たす新しい雇用主を見つければ問題なし。再度書類審査が必要だがLMIA(LMO)は免除、審査通れば新しいワークパーミットのサポートレター出します」とのこと。即ノミネートキャンセルにはならないということで一安心。まあわたしが悪いんじゃないし、これくらいは配慮してくれてもいいよね。解雇(離職)の際に雇用主から発行されるRecord of Employmentという、契約解除の理由や雇用期間、お給料の状況などを書いた紙を提出するようにも言われました。

さて、職探し。一番簡単なのはバイトしていた店で新しいオーナーのもとで働くことだけど、新しいオーナーは移民で、身内しか雇わないと言う。もう最悪最悪最悪。ていうか実は前の店長も外国人で自分の国の人しか雇わなくて、思いっきり差別されて本当に悔しかったんだよなあ。同僚のカナダ人はみんな辞めて(辞めさせられて)、専属契約があるわたしだけが残った。シフトを減らされたり、給料が上がらなかったり、全部の仕事を押し付けられたり、外国語でからかわれたり。カナダ人に差別されたことなんか今まで一度もなかったのに、どうやら本当にエグい差別をするのはマイノリティのほうみたいです。「同胞」意識がすごく強くて排他的なのだ。カナダの移民法が最近急に厳しくなったのはこのせい。アルバータ州かなんかのマクドナルドのオーナーが外国人のビザをスポンサーしまくって、彼らのシフトを確保するためにカナダ人を追い出した事件がきっかけだった。逆にカナダ人が「うちはカナダ人しか雇いません」とか言ったらたぶん猛烈に叩かれると思うんだけど、外国人は平気でこういう差別をやっちゃう。たとえば寿司屋で日本人の寿司職人を優先的に雇用するのとかはまあアリかなと思うんですが、そうじゃなくてただのファストフードだからね。移民が一人いて、そのうち昇進して、同じ国の家族や友達だけ雇うからあっという間に企業を丸ごと乗っ取っちゃうケースも。日本もどんどん移民招こうとか言ってる人もいるらしいけど、これが現実ですわ。


何もかも納得いかないけど前の仕事にしがみついてたら前に進めないから、新しい仕事を探すことに。2年前は履歴書も見せず面接もなしで完全にコネでワーク出してもらったので、真っ当なシューカツほんと久しぶりです。履歴書刷ってドサ回り。もともとファストフード枠でPNP申請してしまったので似たような給料の似たようなポジション縛り。一番最初にワーホリで来たときよりは幾分か英語も上達したし、カナダでの職歴もあったのでけっこうスムーズでした。が、しかし、永住権申請の話を出すと途端にめんどくさがられ、書類は一切出さないだとか、明日からでも働き始められないなら無理だとか、そもそも会社がPNPの条件に合わないなど言われ大苦戦。2ヶ月の期限ギリッギリで拾ってもらえたのは結局またコネのおかげでした。ホッ。元ルームメイトやらその仲間たちが働いてるところを紹介してもらった。昔シェアハウスによく遊びにきてたドイツ人のトムくんはいつのまにか出世しまくって本社勤務になっていた。やっぱりこんな面倒な書類作成はコネでもないとやってもらえないか…。前にもどこかに書いたけど、こちらは日本以上にコネ社会です。コネって言うとなんかズルいみたいだから人望と呼ぼうか。わたしゃ3年前エージェントもホストファミリーもなしで完全単身でカナダに来て、ゼロから自分で人脈を築いてきたっぺよ!しかも英語全然喋れなかったのに英語しか喋ってこなかったっぺよ。しばらく住んでればまあ知り合いは増えるものなので、とにかく「困ってます!」と積極的に発信していくとけっこう助けてもらえるものなのです。意外とみんなおせっかい。

8月の始めに店長と顔合わせがあって即採用されたはいいが、トロント本社にいるトムくんから書類もらえるまでになんと一ヶ月もかかった。たいした内容じゃないのに…。電話やメールで何回催促しても全然レスポンスがないからなんかもうこの話流れちゃったのかな?みたいな雰囲気もあって、一応保険で別の面接にも行って、やっぱり断られて、不安で不安で頭おかしくなりそうだった。何度もお店を訪れてやっと直属の上司と会うことができ、8月31日22時頃全部書類が揃って速攻PNPにメール。翌朝メールを開いたらなんともう返事が来てました。早ッ!!「新しい会社もPNPの基準を満たしているようなのでサポートレターを添付します。これを持って国境へGO」だって。わいわいわーい!なのでFlag Pole二回目。ついに働き始められるぞー!

と、信じてたあの頃は幸せでした。

(…次回へ続く)

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

続きが気になるーー!早く読みたいですぅーーー!